Haruko TANIUCHI
About
谷内 春子
Lives & works in kyoto
絵を描くこと、見ることを人間がやめようとしないのはなぜだろう。
そんな問いを持つことにとても関心があります。
今の私の答えは、「世界の見つめ方を問う仕掛け・装置」としての絵という考え方です。
これまでよくその感覚を「庭」にたとえてきました。
確かに庭を見ているはずが、今いる場所が揺れうごき、時間の感覚も曖昧になる仕掛けが施されいると考えられるからです。
画面を庭のようなものに見立て、形象を配置することで風景をとし、
絵画(平面)というメディアがもつ、認識の世界を問う可能性を探しています。
Statement
Why do humans never try to stop drawing or looking at pictures?
I have been interested in this question for a long time.
My current answer is the idea of pictures as “devices that question how we look at the world.”
Biography
2015 doctor of art / Kyoto City University of Arts Department of Painting(Ph.D)
Current Lecturer of Kyoto City University of Arts
-exhibitions-
2013 ‘View Through a Nap’ (SUKIWA /Tokyo,SUKIWA/ Shiga)
2018 ‘About the `MOUNTAIN`’(gallery KEI-FU/Kyoto )
2020 ‘Thinking Landscape’(gallery KEI-FU/Kyoto )
-group exhibitions-
2017 ‘soft tough’(+1art/Osaka)
2018 Selected Artist in Kyoto -Kyoto Art for Tomorrow-(‘16,‘21)
2019 Showa Shell Award 2019
2020’Transparent’(2kwgallery /Shiga)
2020 ‘Nihongi・Painting Theory’(art space-MEISEI/Kyoto)
2025 ‘Landscape of Dialogue’ (Kiyosu Ctiy Haruhi Art Museum / Aichi)
-project-
2015-2016 AMAWAKAKO Art Project・Project of Fusuma Painting
2025 OTSUKI CONTEMPORARY ART
-prize-
2015 Kyoto Bank endowment for the arts
2014 Spring SOGA Exhibition Prize (Kyoto)
2016 Selected Artist in Kyoto‘RINPA FOREVER' NHK Kyoto Broadcaster Prize
-Collection-
Kyoto Bank
Sato Sakura Museum
谷内春子 / TANIUCHI Haruko
1986 京都生まれ
2015 京都市立芸術大学大学院博士（後期）課程 美術研究科日本画領域修了（美術博士）
2016ー2019 嵯峨美術短期大学美術学科日本画領域専任講師
2019- 京都市立芸術大学専任講師
-個展-
2012 「glassland-草原」（ギャラリー恵風／京都）
2013 「うたたねの眺め」（数寄和/東京、大津）
2016 「点景」（ギャラリー恵風／京都）
2018 「山について」（ギャラリー恵風／京都）
2020 「思考する風景」（ギャラリー恵風／京都）
2021 「Möbius loop」（+1art/大阪）
2022 「Longing for a prism」（ギャラリー恵風／京都）
2023 公共美術館企画展＃２（キュレーション：藤田龍平／京都市内野外）
2024 「四角形の空想」（ギャラリー恵風／京都）
「知覚する風景」（2kwギャラリー/滋賀）
-主なグループ展-
2012 第30回上野の森美術館大賞展入選
第38回京都春季創画展入選（以降毎年、14年春季展賞）
第39回創画展 入選（以降毎年）
2015 第2回続「京都日本画新展」（同16年、19年）
第８回清須市はるひトリエンナーレ入選
2016 琳派４００年記念新鋭選抜展ー琳派FOREVERー（京都文化博物館/京都）
2017 二人展「内接・外接-soft touch」（＋１art/大阪）
「ART 町家 STAY 」ーハレとケー（庵・筋屋町町家/京都）
2018 Kyoto Art for Tomorrowー 京都府新鋭選抜展2018（同16年）
SAGA TRIALOGUE（嵯峨美術大学・嵯峨短期大学付属博物館、ギャラリー嵐/京都）
2019 三人展「火星のはかりかた」（portaギャラリー華/京都）
京都日本画新展in二条城（二条城御台所御清所/京都）
「小さい私たち」マララ基金チャリティーオークション（+１art/大阪）
シェル美術賞 入選 （国立新美術館/東京）
2020 三人展「透明」（2kwgallery/滋賀）
三人展「日本画・絵画論」企画：潮江宏三（Art Apace-MEISEI）
2023 FACE2023 入選
郷さくら美術館花桜賞展（郷さくら美術館/東京）
OPEN PROJECT（村田金属工業/京都）
「日本画・絵画論」を紐解いて（同時代ギャラリー/京都）
2025 「 ヒューヒュー Hew Hue 」４人展・キュレーション谷内春子 （＋１art/大阪）
「大月コンテンポラリーアート2025」(COSA/高知)
「アーティストシリーズ＋ 対話する風景」（清須市はるひ美術館/愛知）
「サーカス」（２kwギャラリー/滋賀）
賞
2016 琳派４００年記念新鋭選抜展ー琳派FOREVERーNHK京都放送長賞
2014 京都春季創画展 春季展賞
2012 「ギャラリーへ行こう2012」数寄和賞
プロジェクト
2015-2016 天若湖アートプロジェクト襖絵プロジェクトにて襖絵制作
2016 襖絵お披露目会「水と音の眺め」開催（世木の里とまり木/南丹市）
2017 大覚寺「蓮華院」天井絵制作
2021-2024 発想の現場としてのドローイング・アーカイブ
2025- 描くはたらきのノーテーション
アーティスト・イン・レジデンス
2025 「大月コンテンポラリーアート2025」(COSA/高知)